ムシムシ、ジメジメとする梅雨時期です。
こういった時期は何となく体がだるくなり、重く感じます。
気圧や気温差が自律神経に影響を及ぼす事はよく知られています。
また自律神経は免疫力に深く関わります。
気温が高く、気圧が下がるとリンパ球が増えます。
これは自律神経系の副交感神経が優位になるからです。
副交感神経が優位になると血管を拡張させたり、内臓の働きを活発にさせたりする
働きがある一方、アレルギー疾患が増えたり、気力が低下したり、うつ状態に
なったりします。
ですから春先に暖かくなると花粉症やアレルギー性鼻炎が起こったり、
台風シーズンに気管支ぜんそくが発症しやすくなったりします。
これは副交感神経が優位になり、リンパ球が増え体が過剰に反応する為と
考えられます。
またトリガーポイントは自律神経失調症のような症状も引き起こします。
本人に自覚症状はなくても首・肩・背中・腰などにトリガーポイントが出来ると、
だるさが抜けない・やる気が起きない・意味もなくイライラするなどの症状が出て
来ます。
トリガーポイントと自律神経の関係性も深いと考えられます。
このように心理的症状と言われております症状も肉体的トラブルから
発症しますので、このような時期にトリガーポイント療法を受診するのを
お勧めします。
心身のメンテナンスにトリガーポイント療法を是非取り入れてみて下さい。
院長